SEAnews 2016-06-06 ArtNo.45767

【ニューデリー】ナレンドラ・モディ首相は6月4日からアフガニスタン、カタール、スイス、米国、メキシコ、5カ国歴訪に乗り出す。
　モディ首相は、最初の訪問地アフガニスタンでは、インドが約140億ルピーを投じて建設中のサルマ・ダムの定礎式に出席する。それから豊富なエネルギー資源を有するカタールを訪れ、次いでスイスに赴く。
　カタールには2日間滞在し、シャイフ・タミーム・ビン・ハマド・アール＝サーニー首長と、両国間の経済協力、取り分け炭化水素部門における協力等の二国間問題に関して突っ込んだ話し合いを行う。
　スイスではヨハン・シュナイダー＝アマン大統領を初めとする同国首脳と会談、恐らく2014年の総選挙の際の公約でもあるインド人がスイスに設けたブラック・マネー口座の捜査に対する協力を要請するものと見られる。
○モディ首相、タシケントでシャリフ首相と会談も

【ニューデリー】ナレンドラ・モディ首相は、6月末にタシケントでパキスタンのM.ナワズ・シャリフ首相と会談するものと見られる。
　モディ首相は、6月23日と24日、上海協力機構(SCO)首脳会議に出席するためウズベキスタンの首都を訪れるものと見られる。シャリフ首相も、5月31日に心臓手術を受けた後、その時までに健康を回復することができるなら、同会議に出席するものと予想される。モディ首相は5月28日、ロンドンで手術を受ける予定のシャリフ首相に励ましの言葉をおくった。
○モディ首相、西アジア諸国に次いで近くイスラエル訪問も

【ニューデリー】これまで実現していなかった西アジア諸国、取り分けイランへの訪問を終えたのに伴い、イスラエルやパレスチナ地域のオフィシャルは、ナレンドラ・モディ首相が来年の早い時期にイスラエルを訪れるものと予想している。
　デリーとエルサレムの外務高官筋はヒンドゥー紙に、イスラエルのルーベン・リブリン大統領が2016年9月にデリーを訪れる見通しだが、その数ヶ月後の2017年の早い時期にモディ首相がイスラエルを訪れるとの見通しを語った。
　外務省消息筋によると、両国は来年1月29日に全面的外交関係を結んだ25周年を迎えるため、その前後になる見通しで、実現すれば、モディ首相は、イスラエルを訪れる最初のインドの首相になる。
【ニュースソース】

PM Narendra Modi to visit 5 nations; to discuss black money issue with Switzerland President

PM to visit 5 nations; to discuss black money issue with Swiss Prez

Modi may meet Sharif in Tashkent

After West Asia, PM sets his sights on Israel

○世界は一つ：
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