【ニューデリー】財務省経済事務局(DEA:department of economic affairs)のシャクティカンタ・ダス次官は9日、「世界的な景気不振の中で7.6%の成長は立派なもので、懐疑的になる必要はない」と述べるとともに、改革継続の必要性を強調した。
中央統計局(Central Statistics Office)発表のデータによれば、インド経済は、今会計年度、過去5年来最高の7.6%の成長が見込まれる。
ダス次官は、同氏のツイッター・サイトで「我々の経済を見る際に、我々は自分自身を信じるべきで、懐疑的になる必要はない。そうするのが妥当な選択肢だ」と指摘した。
CSO発表のデータによれば、インド経済は今年第1四半期に7.6%、第2四半期に7.7%、第3四半期に7.3%の成長を記録した。
○2013-14年度粗付加価値名目成長率7.2%に鈍化
【ニューデリー】中央統計局(Central Statistics Office)が2月9日発表した年次産業調査(ASI:Annual Survey of Industries)報告書によると、2013-14年度の粗付加価値(GVA:Gross Value Added)の名目伸び率は、2012-13年度の11.3%から7.2%に鈍化した。
総資本形成(GCF:gross capital formation)は、2012-13年度の9.2%増加から2013-14年度の5.6の減少に転じ、この方面の投資の萎縮を示した。
ASIの最新データは、国内総生産(GDP)データの粗付加価値(GVA:Gross Value Added)の動向と一致している。GDPデータにおける2013-14年度GVA伸び率は前年の10.9%から9.4%に鈍化した。
同様に産業の総資本形成(GCF:gross capital formation)は、前年の7.32%の伸びから0.40%失速した。
ASIデータは非登録事業者の数値を含んでいないため、GDPデータとの間に多少の相違が生じる。
○2013-14年度総資本形成1.08%下降
【ニューデリー】統計計画施行省(Ministry of Statistics and Programme Implementation)がこのほど発表した年次産業調査(ASI:Annual Survey of Industries)暫定数値によると、総資本形成(GCF:gross capital formation)は、2012-13年度の3兆5700億ルピーから2013-14年度の3兆5300万ルピーに1.08%減少した。
ASIは、産業統計の最も重要なソースとされ、電力を用いる従業員10人以上と、電力を用いない従業員20人以上の工場全てが調査対象とされている。
2013-14年度の工場数は、2012-13年度に比べ1.1%増加し、従業員総数は1005万人から1040万人に3.7%増えた。
これらの工場の利益総額は、4兆4400万ルピーから4兆5300万ルピーに2.1%増加した。
ASI統計の基準年2004-05年から2011-12年に変更されたのに伴い、2013-14年度の国内総生産(GDP)成長率は、当初発表の4.7%から6.9%に上方修正された。
2013-14年度の完成品在庫増分(addition in stock of finished products)は56%減少し、賃貸コストは6.9%アップした。
【ニュースソース】
7.6% growth significant, no need to be sceptical: Shaktikanta Das
Industrial activity slowed in FY14
ASI data shows contraction in investment in 2013-14
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