SEAnews 2016-01-31 ArtNo.45665

【ダスナ/ロリ/メーラト】『ヒンドゥー・スワブヒマン(HS:Hindu Swabhimanヒンドゥ教徒の魂)』と称する組織が、2020年までにウッタルプラデシュ州西部を支配下に置くと見られるイスラム国(ISIS)との戦闘に備え、首都ニューデリー郊外からウタラーカンド州境に至る地域で、『ダルマ軍団(dharma sena)』を立ち上げ、訓練を施している。
　HS幹部によると、ヒンドゥー教徒の誇りを守るために死を決意した1万5000人の兵士が既に臨戦態勢にあると言う。タイムズ・オブ・インディア(TOI)チームが敏感な部族感情を抱えたウッタルプラデシュ州西部地域に設けられた4つのキャンプを1週間にわたり取材したところ、HSは僅か8歳の少年まで兵員に加えている。これらの兵士は、いずれも軍刀と火器の使用法を訓練されている。ガジアバード県ダスナ市のヒンドゥ寺院に本部を置くHSの幹部らは、「彼らの隊列は1週間後には隆々としているだろう」と語った。50あまりの既知の訓練キャンプの内、あるものは非公開だが、それ以外は公開されている。例えばバンエータやロリのキャンプでは、敵の攻撃に備え、男女の成人や少年少女を公開で訓練している。
○国家調査局、全国的なテロ計画の嫌疑で容疑者5人を逮捕

【ニューデリー】国家調査局(NIA:National Investigative Agency)は1月22日、全国各地で一連の爆弾テロを計画していたイスラム国(IS)にリンクしているとされるネットワークを摘発した。
　木曜夜の手入れにより、テランガナ州ハイデラバードで4人が捕縛され、ラジャスタン州とカルナタカ州でも別に何人かが拘留された。公共の場でテロ攻撃を準備していたネットワーク・メンバーは、それぞれ即席爆発装置(IED:Improvised Explosive Device)の製造を計画していた。G.パラメシュワラ内相は、「今日、カルナタカ州におけるNIAと同州警察の合同捜査によりテロリスト容疑者6人が拘束された」と語った。
　今回の手入れは、アルカイーダ関連容疑でバンガロールのイスラム学校教師が逮捕され、共和国記念日に訪印予定のフランソワ・オランド同国大統領に対するテロ予告通知がフランス総領事館に送付された数日後に行われた。

　一方、マハラシュトラ警察テロ対策班(ATS:Anti-Terrorism Squad)は昨夜、NIAと協力し、マハラシュトラ州ターネー県アムリト・ナガル地区においてアブドゥル・シェイク(40)を逮捕した。
【ニュースソース】

15,000-strong ‘dharma sena’ in Uttar Pradesh readies for war with Islamic State

Country-wide terror raids: NIA picks up 10 suspects

Terror crackdown: Six suspected terrorists arrested in Karnataka

Terror crackdown: Man with suspected terror links held in Thane

Terror crackdown: Man with suspected terror links held in Thane

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