【ニューデリー】中央公害管理委員会(CPCB:Central Pollution Control Board)が12月15日発表した全国大気品質指数(NAQI:National Air Quality Index)評価によると、調査対象とされた17都市中15都市が、大気品質規準(ambient air quality standard)を、大きく下回った。
グリーンピース・インディアの評価でも、インドの大気汚染調査施設は、汚染がこれほど深刻にも関わらず、極めてお粗末な状態にある。例えば、中国の主要都市にはリアルタイム空気品質監視ステーションが平均8カ所に備えられているのに対し、インドではNAQI調査対象の17都市について見ても、平均2.5カ所に設けられているに過ぎない。