SEAnews 2015-12-02 ArtNo.45572

【ニューデリー】インドと日本は、安倍晋三首相の訪印の折り、水陸両用軍用機の共同生産に関する契約に調印する見通しだ。実現すれば両国間の初の防衛協定になる。
　捜索、救難、監視、情報収集機能を備えた水陸両用機US-2は、単にインドの国内需要に応じるのみならず、域内や域外への輸出向けにインドで製造されることになる。日印両国は、US-2合弁事業以外にも、『メイク・イン・インディア』イニシアチブに呼応し、合弁で軍用システムを開発・製造する総合的な合弁協定にも調印する見通しだ。

○モディ・安倍会談でハプニング

【クアラルンプール】ナレンドラ・モディ首相と日本の安倍晋三首相は東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議に出席の折り二者会談を行ったが、会談に先だって両首脳は、インドの三色旗が上下逆さまに掲揚されていることに気づかず、その前で記念撮影を行うと言うハプニングが生じた。

○ラファール戦闘機契約、仏大統領訪印の目玉に

【ニューデリー】インドとフランスの軍用機取引交渉は、技術的問題で難航していたが、両国は、フランソワ・オランド大統領が共和国記念日のメイン・ゲストとして訪印する前にラファール戦闘機３６機の直接購入契約を妥結させるべく交渉を加速させている。
　国防相筋はザ・ヒンドゥー紙に、「交渉は大詰めの段階にあり、双方は仏大統領の訪印前に妥結にこぎ着けることを目指している」と語った。マノハル・パリカル国防相は先週、「価格交渉は最終段階にあり、５０％相殺条項の解決策もほぼ合意されている」と語っていた。オフセット条項は、同取引の争点の一つだった。

【ニュースソース】

India, Japan to finalise aircraft pact during Shinzo Abe's India visit

Tricolour upside down as Modi,Abe shake hands before bilateral

Hollande’s takeaway will be Rafale deal

SEAnews eBookstore

SEAnews eBookstore(GoogleJ)

読者の声

ご意見／配信停止

SEAnewsFacebook

SEAnewsGoogle

SEAnews world circulation