【クアラルンプール】ナレンドラ・モディ首相は11月22日、「テロリズムは世界が直面する最大の脅威」と述べ、宗教とテロリズムのリンクを断ち切る必要性を指摘した。
東アジア首脳会議(EAS)に出席した折り、モディ首相は、テロリズムに対処するためには、全世界の一致した決断と戦略が必要であり、政治的配慮によりこうした決断や戦略を曇らせてはならないと強調した。
いずれの国もテロリストを利用したり、支援してはならない。(テロリスト)集団に違いはなく、(テロリストの)聖地を設けてはならず、(テロリストの)資金源や武器へのアクセスを温存してはならず、加えて、我々は我々の社会、そして我々の若者達の中においてもこうした努力をせねばならない。
首相は、ISIS(Islamic State of Iraq and Syria)が世界中から若者をリクルートしている現状に鑑み、インターネットがテロリストの人員補充の手段に利用されないよう注意し、全世界の軍事力と国際的な法制度を動員して脅威に対処するよう訴えた。