【ニューデリー】インドは向こう5年間に5万キロ以上の道路建設を目指す野心的計画を推進するため、日本融資機関との交渉を開始した。
政府筋によると、ニティン・ガドカリー運輸相は先週、国際協力銀行(JBIC:Japan Bank for International Co-operation)の代表団と会見、インドに対する貸し付け枠の拡大を求めた。匿名を希望する同高官は、「我々は、幹線道路および高速道路プロジェクトにソフト・ローンの提供を受けることを望んでいる」と語った。
○空港局、10年内に空港50カ所の運用再開目指す
【ニューデリー】インド空港局(AAI:Airports Authority of India)は、航空交通の改善を目指すナレンドラ・モディ政権の努力の一環として、向こう10年間に全国の既存空港約50カ所の運用を再開する計画で、長期的には新たに200空港を開設する必要があると見ている。
エコノミック・タイムズのインタビューに応じたAAIのRKスリバスタバ会長は「政府は、全国の二級/三級都市(tier-II and tier-III cities)において運用を再開する必要がある空港を見いだすため、関係省庁の代表から成る小委員会を設けた。総合的成長の実現を目指す政府は、目標期限を定め地方や僻地のコネクティビティーの改善を図る計画だ」と語った。