【ニューデリー】インド海軍は、就航年数20年のキロ型潜水艦(kilo class submarines)の寿命を35年に延ばすため、ロシアと改修工事契約を結ぶことを検討している。
下降する潜水艦隊戦力の維持に腐心するインド海軍はロシアのシュベドッカ(ZVEZDOCHKA)造船所と契約を結び、来年6月に改修工事のため最初の潜水艦1隻を引き渡す計画だ。潜水艦4隻合計500億ルピーの改修工事により、潜水艦の寿命が延長されるだけでなく、戦闘能力も強化されると言う。
○国産巡航ミサイル発射実験失敗
【ブバネスワル】インドの国産地対地巡航ミサイル『ニルファイ(Nirbhay)』は、10月16日に発射実験が行われたが、途中で墜落した。
国防研究開発機構(DRDO:Defence Research and Development Organisation)筋によると、ミサイルは、午前11時38分にオリッサ州Balasore県Chandipurの統合試射場(ITR:Integrated Test Range)から発射された。秒読みがたびたび中断する中、発射は成功したものの、ミサイルは11分後に目標を外れたと言う。