1996-01-11 ArtNo.4548
◆<馬>ケンウッド、新工場稼働後営業額30%アップ予想
【ジョホール・バル】トリオ・ケンウッド・エレクトロニクス・エンジニアリング(M)Sdn Bhdはタンポイに6000万Mドルを投じて建設中の新工場が今年4月に稼働するのに伴い1997年3月末締め年度営業額が、96年3月末締め年度の予想売上4億8000万Mドルを30%上回るものと見込んでいる。
山田重役(MD)がこのほど語ったところによれば、新工場は東南アジアの調達オフィス(IPO)も兼ね、目下シンガポールに設けられているIPOの役割を引き継ぐ。これにより原材料コストの軽減が図られる。また同社の従業員は現在の950人から1800人に増員される。同社のオーディオ製品製造規模は94年の年間220万ユニットから現在の250万ユニットに拡大されており、製品の95%は米国、欧州、東南アジア、日本に輸出されている。同社はオーディオ製品の他、電話、通信機器、検査/測量機器の製造も手掛けていると言う。(STAR:1/10)
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