1996-01-11 ArtNo.4547
◆<馬>シーメンス情報子会社、料金徴収システムの輸出目指す
【クアラルンプル】シーメンス・ニックスドルフ・インフォメーション・システムズ(M)Sdn Bhd(SNISM)は電力会社トゥナガ・ナシオナルBhd(TNB)のために開発した料金徴収システムCIBS(カスタマー・インフォメーション・ビリング・システム)をインドネシア、ベトナム、オーストラリア等の公益事業会社に売り込む計画だ。
SNISMのJuergen Krause課長(公衆/電気通信担当)が9日催されたシーメンス・ニックスドルフのアジア太平洋地域ビジネス・プランに関する記者会見の席上語ったところによれば、同ソフトウェアーの開発コストは、技術開発/据えつけ/TNB職員の訓練経費を含めて4400万Mドルで、信用管理/メーター検査/料金請求/顧客問い合わせの応対/財務/経営管理等のコンピューター処理を可能にする。同社はエンジニアリング/エネルギー・コンサルタント/システム統合を専門とする親会社シーメンスAGの顧客をターゲットに市場開拓を図る計画だ。SNISMの1995年9月末締め年度売上は4920万Mドルで、96年度には8750万Mドル、1999年度までには5億Mドルの達成が目指される。(NST,MBT,LZ:1/10)
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