【ニューデリー】ナレンドラ・モディ首相は、通信省に対し、野心的『全国光ファイバー網(NOFN:National Optical Fibre Network)』計画の適時遂行を確保するよう指示した。同計画の進捗状況は来月検討に付される。
NOFNは、『デジタル・インディア(Digital India)』計画の一環で、3000億ルピーを投じ、2016年までに全国の25万ヶ村を高速広帯域網で結ぶことを目指している。NOFNは、デジタル・インディア計画の基礎インフラを提供するものとして最も重視されている。この野心的計画の迅速な遂行を確保するため、電気通信局(DOT:Department of Telecommunications)は、適時に迅速な方針決定を行わぬ職員を厳重に処分するよう督励された。
○周波数域入札で通話料上昇も
【ニューデリー】来月4日に募集される通信周波数域入札は、通信事業者の財布に穴を開け、通話やデータ通信の料金上昇を招く恐れがあると、業界の専門家は語る。
市場調査会社ガートナーのリシ・テジュパル調査主任がIANS通信に語ったところによると、今回N入札は規模が極めて大きく、興味深い。ライセンスの期限が切れる事業者は、そのポジションを維持するために、アグレッシブに応札するものと見られる。
今回入札にかけられるのは、800MHz帯の103.75MHz、900MHz帯の177.8MHz、1800MHz帯の99.2MHzで、800/900/1800MHz帯合計380.75MHz。この他、政府は22通信管区中17管区における第三世代(3G)サービス用に2100MHz帯の5MHzも売りに出す。
インド全体をカバーする1MHz当たりの最低留保価格は、800MHz帯が364億6000万ルピー、900MHz帯が398億ルピー、1800MHz帯が219億1000万ルピー。3Gサービスのそれは370億5000万ルピー。
○国営電話会社2社BSNL/MTNL、共に周波数域入札不参加
【ニューデリー】国営電話会社2社Bharat Sanchar Nigam Ltd(BSNL)とMahanagar Telephone Nigam Ltd(MTNL)は、政府が1兆ルピー調達を目指す次期周波数域入札に参加しない。
BSNLのアヌパム・スリバスタバ会長と、MTNLのP K プルーワル専務取締役(MD)は、それぞれPTI通信に入札不参加の方針を明らかにした。スリバスタバ氏は、「現時点で新たな周波数域は必要ない」と語った。両社は、2012年11月、2013年3月、2014年2月に募集された入札にも参加していない。
【ニュースソース】
PM Narendra Modi seeks timely implementation of NOFN broadband project
Spectrum auction may increase call charges
BSNL, MTNL not to participate in upcoming spectrum auction
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