SEAnews 2015-01-20 ArtNo.45410

【ニューデリー】テレコム周波数域価格は、主要電気通信事業会社が、たった３件の各５MHz(メガヘルツ)の第三世代(3G)周波数域に６７００億ルピーを投じた後、財政難に陥った２０１０年同様、天井を突き抜けるものと予想される。
　運営業者筋によると、少なくとも４社が入札するものと見られるが、各通信サークルの異なる帯域の各５MHzのスロットの数は、３～４スロットに過ぎない。インド・セル式電話業者協会(COAI:Cellular Operators Association of India)のラジャン・マシューズ事務局長(secretary general)によると、入札には４～６社が参加するものと見られる。政府が、(最低留保)価格を引き上げ、２１００MHz中２０MHzではなく、たった５MHzを入札にかける方針を決めたことから、応札価格がテレコム企業が耐えられる限界を超えて急騰するものと予想されると言う。
　インド電気通信監督局(TRAI:Telecom Regulatory Authority of India)は、昨年１２月３１日、最低留保価格を１MHz当たり２７２億ルピーに設定するよう提案した。しかし、消息筋によると、関係省庁の代表から成る電気通信委員会(Telecom Commission)は、今月７日の会議において、3Gサービス用２７００MHz帯の最低留保価格に関する当該提案をTRAIに差し戻し、再考を求める方針を決めたと言う。

○携帯製造業者に１５年所得税免除、付加価値税減額：DOT検討

【ニューデリー】電気通信局(DOT:Department of Telecommunications)は、携帯電話端末の国内製造を蘇生させる狙いから、この種の業務を手がける業者に法人所得税の１５年間免除(tax holiday)や付加価値税(value-added tax)率の引き下げを含む優遇措置を適応することを検討しているもようだ。
　来月の政府予算案国会上程に先立って、提起されたDOT投資部門の同提案は、業界団体の意向をベースに作成された。インド・セル式電話協会(ICA:Indian Cellular Association)の報告書によると、携帯電話端末の輸出額は、主にノキアがタミールナド州Chennai工場における生産を停止したことから、２０１４年の２４５億ルピー(予測値)から２０１５年のゼロに激減する見通しだ。

○サムスン、中間層タゲットにスマフォ４機種発売

【ムンバイ】サムスン・インディア・エレクトロニクス(SIE)は、インドの中間層ユーザーをターゲットにしたスマートフォン４機種、GALAXY A5／GALAXY A3／GALAXY E7／GALAXY E5、を発売した。
　『GALAXY A5』と『GALAXY A3』は、現在同社が発売しているものの中では最も薄型、またデユアルSIMを備えた『GALAXY E7』と『GALAXY E5』は、世界に先駆けてインド市場に投入される。
　SIE携帯およびIT機器マーケッティング担当のAsim Warsi副社長は、「アイコニックなデザインの『GALAXY A』と『GALAXY E』は若者をターゲットにしており、『GALAXY』レーンジの主要な特徴を全て備えている。これら新モデルの発売を通じ、インド携帯電話中間層市場におけるサムスンのプレゼンスは一層拡大するものと確信している」と語った。

【ニュースソース】

Spectrum prices likely to soar in February auction

Telecom Commission sends back 3G spectrum proposals to Trai

Reserve price for 2,100-MHz band likely today

While lack of spectrum hits telcos, Trai bats for cut in licence fee

DoT for 15-yr tax holiday for domestic mobile manufacturing, lower VAT

Samsung India launches 4 smartphones

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