【ムンバイ】自動車会社各社は、政府の安全性改善命令を真剣に受け止め、少なくとも2社が既にインド国内で販売する大部分の製品にエアバッグを装備している。
トヨタのインド子会社Toyota Kirloskar Motor India Ltd(TKMIL)は、インドで販売する10モデルの各バージョンにエアバッグを備えている。
ドイツ車メーカー、フォルクスワーゲンは、今年初からインドで販売する車の全てのバージョンにエアバッグを装備することを発表した最初の企業になった。
○インド車両検査協会、新設備開設
【プネ】マハラシュトラ州プネ拠点の検査機関、『インド車両検査協会(ARAI:Automotive Research Association of India)』は、プネ市チャカン郊外に新たに疲労・耐久性テストのための構造力学ラボとセンター・オブ・エクセレンス(CoE)を設置する。投資額は21億ルピーと見積もられる。
ラボは伝動工学を手がけ、ディーゼル車/ガソリン車/ハイブリッド車用トランスミッションを含む全てのタイプの電動装置やグリーン・テクノロジーの開発に関わる先端機器を備える。
必要資金は政府の全国自動車テスト・インフラストラクチャ・プロジェクト(NATRiP Project)の下に賄われる。
この他、ARAIは、またマハラシュトラ州Nashik/グジャラート州Surat/マドヤプラデシュ州Chindwara/カルナタカ州Bangalore/テランガーナ州にそれぞれ、運輸省管轄下の『検査認証テスト・センター(inspection and certification test centres)』を設ける。