1995-02-09 ArtNo.454
◆<比>ビナリアン、通信衛星事業で相互協力提案
【マニラ】マレーシアの通信企業ビナリアンSdn Bhdは目下フィリピン運輸当局と通信衛星の打ち上げ協力問題を協議している。
フィリピン政府官員が7日語ったところによれば、マレーシアン・イースト・アジア・サテライト1(ミーサット1)の打ち上げを認可されているビナリアン社はフィリピンのアギラ衛星に自社の軌道スロット及び地上基地を共同で使用するよう提案した。これによりアギラ衛星は96年6月までに打ち上げが可能となるが、その代償として将来アギラが認められる6つの軌道スロットの1つをミーサットに提供する。同協力のメリットは片方の通信衛星に障害が発生しても他方がこれをバックアップできること。しかし同構想はマレーシア政府の認可を得る必要が有ると言う。(BT,ST,NS:2/8)
|
|