【ニューデリー】インド政府は、オバマ大統領の訪印に先立って、米国で『メーク・イン・インディア』の一大キャンペーンを準備すると同時に、今月末の米国大統領の訪印期間に重大発表を行うため、ワシントンで米国政府オフィシャルと一連の交渉を進める方針だ。
産業政策振興局(DIPP:Department of Industrial Policy and Promotion)のアミターブ・カント次官が、ワシントンにおいてスマート・シティーや産業大動脈、あるいは国防産業等への投資誘致を図る『メーク・イン・インディア』キャンペーンを展開する米国訪問団の団長を務める。
○ロシア、インドとの国防協力強化に注力
【ニューデリー】米国のオバマ大統領がインド共和国記念日のメイン・ゲストとして訪印するのに先立って、ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相が1月21日ニューデリーを訪れ、インド側のマノハル・パリカル国防相と会談する。
ショイグ国防相は2日間の訪印期間に、最近創設された両国トップ・レベル会談メカニズムに基づきパリカル国防相と会談する。両相は、軍事技術協力に関する印露政府間委員会第15回会議の席上、
第五世代戦闘機、多目的輸送機、ナレンドラ・モディ首相の『メーク・イン・インディア』イニシアチブに関して意見を交換する。
○チャンドラ・ボースの旧友三角佐一郎氏、モディ首相を絶賛
【ニューデリー】スバース・チャンドラ・ボースの旧知で、インドが近く制作するスペシャル・ドキュメンタリー・フィルムの主役を務める三角佐一郎氏(99)は、 ナレンドラ・モディ首相を絶賛する一方、インドの歴代首相、取り分け故ジャワハルラル・ネール元首相に若干辛口の批評を行った。
三角氏は、ビデオ・インタビューの中で、モディ首相を『日本に対する最も深い理解者』と称える一方、「インドにおける前任の首相の大部分は西側に関心を寄せ、日本に好感を抱くものはほとんどなかった」と語った。
モディ首相は昨年9月に訪日した際、ドキュメンタリー映画作成計画を発表するとともに、インドのディーパ・ゴパラン・ワドワ駐日特命全権大使に、ビデオ収録チームが三角氏にインタビューし、1ヶ月間にわたり三角氏とボースとの関係に関する三角氏の談話を収録する際、ビデオ収録チームと三角氏の仲介役を務めるよう指示したことを明らかにしていた。インド政府は昨年12月31日、民間企業に、三角氏のインタビューを中心にした30分間のドキュメンタリー・フィルムの制作に関する入札意向書(EOI:expression of interest)の提出を求めた。制作されたドキュメンタリー・フィルムは、インド国内だけでなく国外でも上映される予定だ。
○オマルJ&K前首席大臣、ムフティ元首席大臣支持表明
【スリナガル】これまでジャム&カシミール州の首席大臣を務めて来たオマル・アブドラ氏は1月13日、ナレーンドラ・ナート・ヴォーラー知事に、同氏が率いるジャム・カシミール民族協議会(NC:National Conference)は、人民民主党(PDP:Peoples Democratic Party)を中心とした州政権を支持する意向を正式に伝えた。
J&K政界に生じたこうした新動向は、インド人民党(BJP)との提携を望むムフティ・モハマド・サイード氏に率いられるPDPに対してNCが政治的得点を稼いだものと見なされている。今回の州議会選挙で総数87議席中、PDPは28議席、BJPは25議席、NCは15議席、国民会議派は12議席をそれぞれ獲得した。
NC党首のオマル氏は13日、ツイッター上で、「NCはヴォーラー知事に、PDPを支持する我々の意向を重ねて表明、州議会の生存能力に判定を下す前に、我々と協議するよう申し入れた」と語った。
【ニュースソース】
Ahead of Barack Obama's visit, big sales pitch awaits US for Make in India
Russia seeks stronger defence ties with India
Netaji Subhas Chandra Bose’s Japanese associate Sauchiro Misumi all praise for PM Narendra Modi
Ready to back Mufti, Omar tells governor
Omar writes to J&K guv, offers support to PDP
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