1996-01-11 ArtNo.4538
◆<星>シノ/GIC/シティ、香港不動産開発で共同戦線
【香港】シンガポールの不動産王の異名を取るン・テンフォン氏のシノ・ランド、シンガポール政府投資会社GIC、ホンリョン・グループの不動産子会社シティ・デベロイプメントLtdは現地パートナーと共同で香港のニュー・エアポート・レールウェイ・ステーションの上部に400億HKドル(S$72億)と見積もられる商業複合施設を開発するプロジェクトに入札した。
シノ・ランドと香港のグレート・イーグル・ホールディングズに率いられるコンソーシアムにはマンハッタン・ガーマンツ・インターナショナルも加わっている模様で、GICとシティ・デベロプメントは各10%を出資する。香港におけるこれまで最大の商業開発事業とされる同プロジェクトでは240万平方フィートのオフィス・タワー3棟、1200室のホテル2店、100平方フィートの店舗スペース等、合計440万平方フィートの商業スペースが創出される。先週金曜に締め切られた入札にはこの他、中国をバックとしたCiticパシフィック/リー・カーシン氏のチュンコン・ホールディングズ/ハチソン・ワンポアの連合チーム、Hysanデベロプメント/ニュー・ワールド・デベロプメントCo/ハンルン・デベロプメントCoのチーム、サンハンカイ・プロパティーズ/ヘンダーソン・ランド/ホンコン・アンド・チャイナ・ガスCoのチームやホンコン・ランド・ホールディングズが応札した模様だ。一方、ホンリョン・グループのCDLホテルズは2ホテルの管理権獲得を目指すものと見られる。(ST,BT,LZ:1/10)
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