【ニューデリー】ジャム・アンド・カシミール地区を拠点にする回教組織インド・イスラム協会(JEIH:Jamaat-e-Islami Hind)は6日、経済開発について声高に語りながら、インド人民党(BJP)やその下部組織リーダーらの対立や憎悪を煽る発言に沈黙を守るナレンドラ・モディ首相の態度は、深刻な懸念事項との談話を発表した。
JEIHのヌスラット·アリ書記長は、「モディ首相が経済開発に関して語っている間に、彼の党やサング・パリワール(Sangh Parivar:RSSの家族と称されるﾋﾝｽﾞｰ教徒最先鋭ｸﾞﾙｰﾌﾟ)の一部の指導者は、イスラム教徒に対する憎悪を掻き立てるキャンペーンをしきりに展開しており、首相はこの点に関して沈黙しているが、彼らは首相の暗黙の了解を得たと解釈しているようだ」と語った。
○モディ氏に対する2002年暴動の責任追及は不条理：豪首相
【ニューデリー】オーストラリアのトニー・アボット首相は、グジャラート州で発生した暴動を巡り当時同州の首席大臣だったモディ氏を非難するのは当たらない。彼は当時の州政府の主宰者に過ぎず、またこれまでに提起された多くの疑義をすべてクリアした。
アボット首相はＴＶ番組のインタビューに対して、「この問題に関しては、果てしない問合せが殺到したが、モディ氏はそれらをすべてクリアした。私としてはそれで十分だ」と語った。
○首相、学生との討論をヒンドゥー語で押し通す
【ニューデリー】ナレンドラ・モディ首相は9月5日、全国各地から参集した学生と1時間にわたり懇談したが、南部や北東部の非ヒンドゥー語地域からの学生の多くが英語で質問したにも関わらず、首相は全ての質問にヒンドゥー語で答えた。
マニプール州インパール、アッサム州チンスキア、ラダック地区レー、タミールナド州ティルヴァンナーマライばかりでなく、ニューデリーの少数の学校の学生も首相に対して英語で質問したが、モディ首相は、多少英語の単語をまじえたものの終始ヒンドゥー語で回答した。
モディ首相は、この日、ティーチャーズ・デイの演説を行った後、デリー・カントのマネクショウ・センターで催された全国の学生との懇談会に出席した。
○モディ氏、天皇に献上したヒンドゥー教聖典巡り世俗派を揶揄
【東京】ナレンドラ・モディ首相は9月2日、世俗の友人達に、明仁天皇にヒンドゥー教の聖典《バガバッドギーター(マハーバーラタの一部)》の複製を献上したことに触れ、「あなたがたはこのことを大げさにとりあげ、国内のＴＶ論争を引き起こすにちがいない」と皮肉った。
皇居で天皇陛下に拝謁した後、在日インド人主催のレセプションに臨んだモディ氏は、「天皇に献上するためギーターを携えて来たが、インドで何が起こるかは想像できない。TV論争が生じるかも知れない。世俗派の面々は、『モディは一体何を考えているんだ。ギーターを持参したと言うことは、ギーターが国民共通の聖典と見なしているからだ』と、非難の嵐を起こすにちがにない。」と語った。
○首相は国民の苦難よそに日本でドラムに興じている：ラフール氏
【アメティ】国民会議派のラフール・ガンディー副総裁は9月4日、「彼は国民が停電や、物価の高騰、道路の未整備、水の供給不足と戦っている最中に、日本で太鼓たたきに興じている」とナレンドラ・モディ首相を揶揄した。
自身の選挙区ウッタルプラデシュ州アメティを2日間の日程で訪れたガンディー氏は、「インド人民党(BJP)は、選挙戦に際しては、選挙公約を掲げたが、政権を手に入れた後、公約を果たす行動は何ら実行していない」と批判した。
【ニュースソース】
Modi's silence on divisive campaigns cause of concern: Muslim body
Narendra Modi shouldn't be blamed for 2002 riots in Gujarat: Australian PM Tony Abbott
PM makes a point about Hindi
Modi's dig at 'secular friends' over gifting Gita to Emperor
PM playing drums in Japan, people batting problems here: Rahul
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