【コルカタ】インド準備銀行(RBI:Reserve Bank of India)は、「インド経済は、経済改革/財政健全化/投資動向改善の兆しの中で成長の軌道に乗ろうとしている」との見通しを発表した。
中央銀行RBIは、その年次報告書において、過去2年間連続して5%を下回る不振な伸びにとどまったインドの国内総生産(GDP)成長率は、2014-15年度には5.5%前後の成長を回復すると予想した。RBIは2013-14年度年次報告書の中で、「インド経済は、デコボコの低速車線から高速のハイウェーに乗り入れることが可能な岐路に立っている」と述べている。ちなみにRBIの2013-14会計年度は2013年7月から2014年6月まで。「高い政治的安定度と良好な政策的枠組みを背景に、投資動向の復調が望め、経済は高度成長軌道に乗ろうとしている。」