SEAnews 1996-01-10 ArtNo.4531

【クアラルンプル】アトラス・コーポレーションSdn Bhdはバンサルに開発中の“プラザ・パンタイ”商業センターの6棟中の1棟、タワーＦ(33階建て)を売却することにより1億4000万Ｍドルの売上を見込んでいる。
ヨー・チューフイ重役(MD)によると、同社は目下外国バイヤーと最終協議を進めており、旧正月前に妥結させたい考えだ。6棟中最高層のタワーＦのオファー価格は平方フィート当たり600Ｍドルで、98年第1四半期の完成が見込まれている。総床面積110万平方フィートのプラザ・パンタイの他の2棟、ムナラ・アトラスとウィスマ・パンタイのテナント入居率は現在それぞれ約50％と80％。この日、台湾拠点の霊芝(ﾋｼﾞﾘﾀﾞｹ)製造流通会社Jeou-Shunはムナラ・アトラスの2フロアーを760万Ｍドルで買収する契約に調印した。Jeou-Shunのリョー・キートヒン重役(GM)によると同社は2カ年拡張計画の下、マレーシアに2500万～3000万Ｍドルを投じて霊芝農園と工場を設ける計画で、ヌグリ・スンビラン州において40ｈａ前後の用地を物色していると言う。(ST:1/9)