SEAnews 2014-09-05 ArtNo.45293

【ニューデリー】ナレンドラ・モディ首相は8月23日、スリランカにおける第13次憲法改正を通じて、タミル社会の願望も満たす政治的解決策が実現されることを支持する立場から、「スリランカの全ての構成員は、『統一スリランカ』の枠組みの中で相互協力協調の精神に基づき建設的役割を演じるべきである」と指摘した。
　タミル国民連合(TNA:Tamil National Alliance)メンバー6政党代表団との会談の中で、モディ首相は、統一国家スリランカの枠組みの中で平等、尊厳、正義、自尊心が保証されることを求めるタミル社会の願望が満たされるような政治的解決策の必要性を強調した。
　モディ首相は、スリランカのタミール政党国会議員代表団が、当地で同相と会談し、北東地域の同一性を脅かす文化・言語政策やタミル人が支配的な地域における軍事政策等、スリランカにおける最近の政治動向を報告した際、以上の考えを語った。
　モディ首相はまた、TNA代表団に対し、タミル社会の処遇に関するスリランカのマヒンダ・ラジャパクサ大統領の施策に対しある種の懸念を表明したことを伝えた。
○インドはスリランカにおけるタミル人の権利を擁護：外相
【ニューデリー】インドは、スリランカ政府および同国の全政党との関係を維持し、スリランカで進められている和解プロセスを支援することに強い関心を抱いている。
　インドのスシュマ・スワラジ外相は8月22日、来印したタミル国民連合(TNA:Tamil National Alliance)代表団に対し、以上の談話を行い、統一進歩連合(UPA:United Progressive Alliance)前政権の対スリランカ政策を大筋で継承する現政府の姿勢を示唆した。
【ニュースソース】

Sri Lanka must ensure justice for Tamils: Modi

All stakeholders should work constructively in Lanka: PM

India firm on Tamil rights in Sri Lanka

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