【ワシントン】米国下院のジョン・アンドリュー・ベイナー議長は、善意の証しとして、ナレンドラ・モディ首相に対し都合の良い時期に米国会両院合同会議で演説を行うよう招請した。
とは言え、今年9月の最終週にモディ首相が訪米する際には、実現しそうにない。なぜなら、中間選挙が今年11月に行われることから、米国上下両院議員のスケジュールの調整がつかないため。
ベイナー議長は、モディ首相に宛てた手紙の中で、米国国会議員は、両院合同会議にインドの新首相を招き演説を求めることに関心を抱いており、同氏は、最近、80人以上の国会議員からモディ首相を両院合同委員会に招くよう要請を受けたと述べている。
○モディ首相/米国防長官会談、アフガン/テロ対策に照準
【ニューデリー】ナレンドラ·モディ首相は8月8日、チャック·ヘーゲル米国防長官と、悪化するイラク情勢やアフガニスタンにおける総選挙後の行き詰まり等、戦略地政学的問題を議論するとともに、インド洋やより広範なアジア太平洋地域における協力強化で合意した。
ヘーゲル長官は、「米国はインド軍近代化計画のパートナーになることを欲しており、インドが国防産業基盤を強化する必要性を理解している」と語った。
モディ首相は、「両国が今相互にできることのためばかりでなく、世界最古の民主国家と世界最大の民主国家が如何にして平和と安定のための協力関係を構築できるかを見証する機会として、来月末の訪米を楽しみにしている」と語った。
ヘーゲル米国防長官は、イラクにおける空爆開始の数時間前に、バラク・オバマ大統領の不安定なイラク情勢に対する対策を、ナレンドラ・モディ首相に概略説明した。
モディ首相は、イラク・シリア・イスラム国(ISIS:Islamic State of Iraq and Syria)軍の重砲を破壊するための米国戦闘機による爆撃が、紛争地域においてISISにより拘束されていると見られる約40人のインド人建設労働者に及ぼす影響に懸念を表明した。
ヘーゲル長官はまた、スシュマ・スワラジ外相およびアルン・ジェートリー国防相と会談した。印米両国は、代表団レベルの会談において、印米国防衛枠組み協定を、同協定が2015年7月に失効する依然に更新することで合意した。
【ニュースソース】
Modi invited to address US Congress joint session
Modi-Hagel talks focus on Afghanistan and terror
Hagel briefs Modi on Iraq hours before air strike
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