【プネ】パリ拠点の国際コンサルタント会社マザースがこのほど発表した『2014年度インド自動車産業展望調査(The Indian Automotive Industry - Expectation survey 2014)』によると、インドの2014－15会計年度の国内自動車販売は4％の成長が見込まれる。
同サーベイによると、アジア第3位の経済体の自動車産業は2017－18会計年度以降は二桁成長を遂げる見通しだ。
インド自動車製造業界はこのところマイナス成長に陥っていたことから、以上の成長見通しは、同業界にとって朗報と言える。インド自動車製造業者協会(SIAM:Society of Indian Automobile Manufacturers)の統計によれば、2013－14年度の乗用車販売は178万6899台と、前年の187万4055台に比べ、4.65％減少、2年連続のマイナス成長を記録した。世界第6位の自動車市場における乗用車販売は、前年2012－13年度には、過去10年来初めて6.69％のマイナス成長を記録していた。
○大型商用車過去2年来初めてプラス成長記録
【ニューデリー】国内経済活動のバロメーターと称される大型商用車(HCV:heavy commercial vehicles)の6月30日までの3ヶ月間の販売台数は、過去およそ2年来初めてほぼ11％のプラス成長を記録した。
2014－15年度第1四半期のHCV販売台数は2万6989台と、前年同期の2万4353台に比べ10.8％増加した。
インド自動車製造業者協会(SIAM:Society of Indian Automobile Manufacturers)の統計によれば、今年3月末までの2013－14会計年度の中・大型商用車(MHCV)販売台数は20万627台と、前年度の34万8701台に比べ43％減少した。また2013－14年度商用車販売全体に占めるMHCVのシェアは、2年前の43％から31.7％に縮小した。またHCVは、2012－13年度MHCV販売台数の44％のシェアを占めていた。
○6月の乗用車販売、トップ10
【ニューデリー】2014年6月の乗用車販売台数は、過去10ヶ月来初めて15％のプラス成長を記録した。しかし、インド自動車製造業者協会(SIAM:Society of Indian Automobile Manufacturers)は、プラス成長は主に消費税優遇措置の撤廃を見越した駆け込み需要によるものと指摘している。同優遇措置は6月30日で期限が切れるはずだった。
以下は、2014年6月乗用車販売台数トップ10モデル。
6月分(5月分)
01)Maruti Alto 30,499 (17,311)
02)Maruti Wagon R 17,119 (11,757)
03)Maruti Swift Dzire 15,990 (18,953)
04)Maruti Swift hatchback 13,632 (17,936)
05)Mahindra Bolero 7,909 (8,846)
06)Hyundai Grand i10 7,901 (9,317)
07)Honda City 7,715 (7,216)
08)Honda Amaze 7,073 (4,750)
09)Hyundai Xcent 7,069 (7,792)
10)Hyundai Eon 6,579 (6,300)
【ニュースソース】
After a sluggish start, car sales to consolidate at 4% in FY15: Survey
Heavy CV sales up after 2 years
Top 10 best selling cars in June 2014
≪キリスト教の起源≫無料ダウンロードリンク
広告スペース特価セール
読者の声
ご意見
SEAnewsFacebook
SEAnewsGoogle