【ニューデリー】インド人民党(BJP:Bharatiya Janata Party)の選挙キャンペーン・スローガンは、『今度は、モディ政権(Abki baar, Modi sarkar)』だったが、国民会議派議会リーダーを務めるアビシェーク・マヌー・シンヴィ氏は、国会本会議場においてアルン・ジェートリー氏に「実際は『今度は、ジェートリー政権(Abki baar, Jaitley sarkar)』ではないのか」と皮肉った。
今やニューデリー政界の中心に君臨するジェートリー氏(61)は、蔵相と国防相を兼務、ナレンドラ・モディ首相に次ぐ最強の政治指導者で、その配下の面々も要職を占め、政策や政務に対するその発言力は他に比類を見ない。BJPのスポークスパースンは皆、彼に日参し、その意見を求めている。彼は名実ともにモディ政権の軍師であり、ほとんど全ての問題を統括している。BJP運動員の一人は、ジェートリー氏を、マウリヤ朝初代チャンドラグプタ王の宰相兼軍師カウティリヤに譬え、プラカーシュ・ジャーヴァデーカル環境相兼情報放送相はスーパー・ストラテジストと評した。ライシナ・ヒル(ニューデリー市内の官庁街)を制御する各種レバーを熟知する人がいるとすれば、それはジェートリー氏であり、モディ氏は依然アウトサーダーと言える。パンジャブ州アムリトサルから今回初めて国会下院選挙に出馬し落選したジェートリー氏の応援演説を行ったモディ氏は、同氏を『プレシャス・ダイアモンド』と評していた。
【ニュースソース】
Modi's Chanakya
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