SEAnews 2014-06-27 ArtNo.45122

【スリナガル】インド政府は15日、停戦違反と侵入行為が持続するなら、パキスタンとの対話を進めることはできないとし、「状況を正常化するには、その種の敵対行為は即時停止せねばならない」との談話を発表した。
　アルン・ジェートリー国防相は、閣僚就任後初のジャム＆カシミール訪問の2日目、「関係を正常化するには、休戦ライン(LoC:Line of Control)におけるこの種の違反行為を停止することが不可欠で、それ自体対話を進めるための信頼関係を醸成する手続きである」と、記者団に語った。
○国防相、アルカイダの浸透阻止に自信表明
【スリナガル】アルカイダがカシミールを解放するための聖戦を呼びかけた翌日、アルン・ジェートリー国防相は、若干重々しい口調で、「インドは、その種のエレメントの浸透を阻止するのに十分強力な態勢を整えている」と述べた。
　アルカイダのビデオに関して、ジェートリー国防相は、「譬え楽観している場合でも、私の楽観には警戒的要素が含まれている。なぜならあなた方がたった今指摘した例のように、彼らはインドを敵視しており、騒乱の扇動を試みるだろうから。」と語った。
○カシミール賢者帰還措置を近く発表
【スリナガル】アルン・ジェートリー国防相は、ジャム＆カシミール地方の政情に対する楽観的見通しを示し、モディ政権が同地方の開発に最善の努力を払うことを約束するとともに、「インド政府は、軍事衝突に伴い逃避したカシミールの賢者らがカシミール渓谷に帰還するための政策措置を数日中に発表する」と語った。
　ジェートリー国防相とともに14日会見し、また同相のセキュリティー・レビューにも立ち会ったジャム＆カシミール州のオマル・アブドラ首席大臣は、国防相がジャム＆カシミール地方の状況と課題に関する理解をニューデリーに持ち帰ることに期待を表明した。
【ニュースソース】

Violations by Pak must stop for dialogue: Arun Jaitley

Jaitley tells Pak to stop LoC violence

‘Strong enough to deal with Qaeda threat’

Policy for Kashmiri Pandits’ return soon

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