SEAnews 2014-06-13 ArtNo.45113

【バンガロール】インド第二のソフトウェア・サービス会社Infosysは、世界製薬市場に生じた合併買収(M&A)の潮流が、向こう12ヶ月の同社のライフサイエンス・ビジネスの成長を加速するものと期待している。
　Infosysのマニッシュ・タンドン上級副社長兼ライフサイエンス部門グローバル・セグメント主任によると、ライフサイエンス領域ではＭ＆Ａが活発に行われている。M&Aを行う際に、企業は、ライバルの対抗買収を躱すために、現金を貯め込み、取引の実現を図るため、買収予算を厳重に管理する。この種のM&Aは、6ヶ月から1年をかけて実現され、その間に多くの業務が生じる。このためソフト・サービス会社は、多くのビジネスを手に入れることができると言う。
○ビーナス・レメディーズ、ICU感染症治療薬特許権取得
【チャンディーガル】ビーナス・レメディーズ(VRL:Venus Remedies Limited)傘下の医薬品安全性試験実施基準(GLP)に準拠したハリヤナ州パンチクラ拠点の研究機関Venus Medicine Research Center(VMRC)は、集中治療室(ICU)感染症の治療に用いられる新抗生物質VRP008の特許権を取得した。
　カルバペネムおよび新アミノグリコシドから成る同製品は、VMRCの8年間にわたる研究の成果で、抗菌薬耐性研究の先駆を成すと言う。
【ニュースソース】

Pharma M&As to drive Infosys' life sciences biz

Venus Remedies gets patent for anti-ICU infection drug

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