【チェンナイ】米国と国連は、二人の少女をレイプし、吊したウッタルプラデシュ州バダーユーンにおける事件を厳しく非難した。
米国務省は、身の毛のよだつおぞましい事件と述べ、国連のパン・ギムン事務総長は、「我々は、蔑視に満ちた反社会的な『少年は少年』の態度に対してノーと言う他ない」と述べ、ムラヤム・シン社会党(SP:Samajwadi Party)党首の発言を暗に非難した。
ニューヨークにおける性暴力撲滅ビデオ・キャンペーンの開幕式で挨拶したパン・ギムン事務総長は、「私は、インドにおける二人の少女の残忍でむごいレイプ殺人事件にとりわけショックを受けた」と語った。
○社会党、レイプ事件巡り奇怪な論陣展開
【ラクナウ】バダーユーンにおける二人の少女レイプ殺人事件を巡り各方面から集中砲火を受ける中、社会党(SP:Samajwadi Party)の幹部らは4日、奇怪な論陣を展開するとともに、メディアはウッタルプラデシュ州政府を標的にしていると非難した。
社会党のラム・ゴパル・ヤダヴ書記長は、「この種の事件が頻発する原因は、俗悪な暴力シーンを放映するテレビ番組にある」とし、『同様の事件は他の州でも発生しているが、ウッタルプラデシュ州は、故意に攻撃の標的にされている』と言うアクヒレシュ・ヤダヴ首席大臣の発言に同調した。同書記長は、「少女と少年の関係が露わになる時、少なからぬ地域で、それはレイプと呼ばれ、また多くの土地で、少女と少年が結婚しようとすると、名誉殺人(honour killings：身分不相応な関係を結ぶ男女を、家の名誉を守るために家族が殺害するしきたり)が行われる。最も悲しい、また重大なことは、この種の事件が後を絶たないことだ。また同様の事件は、他の場所でも起きているが、メディアは取り上げない」と嘆息した。
○ヒンドゥー過激派、回教ソフト技師を撲殺
【プネ】28歳のイスラム教徒ソフトウェア技術者が6月2日夜、右翼過激派組織ヒンドゥー国家軍団(HRS:Hindu Rashtra Sena)メンバーに襲われ、死亡した。
プネ警察によると、マハラシュトラ州ショーラープル出身のシェイク・モーシン・サディク氏は、夕べの祈りを終え帰宅する途中、棍棒で打ち殺された。マラータ王シヴァジおよびシバ軍団(Shiv Sena)のバール・タッカレー党首を風刺する写真がフェイスブックに掲載され、市内の部族間の緊張が高まる中で、今回の事件は発生した。
プネ市内Hadapsa地区Bankarコロニーで発生した同殺人事件に関与した廉で、今日(6月4日)また6人が逮捕され、これまでの逮捕者は合計13人になった。
【ニュースソース】
U.S., U.N. wade into rape row
SP leaders slam media
SP leaders give strange arguments for rape cases in UP
Techie dies after attack by Hindutva group
Techie beaten to death; 13 men of Hindu outfit arrested
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