SEAnews 2014-06-13 ArtNo.45104

【ムンバイ／ニューデリー】インド政府は、世界最大かつ価格に最も敏感なインド小売市場における競争を抑制してきた一部の規制を解除し、早ければ来月にもアマゾンのような国際オンライン小売業者が、それぞれ独自の商品を販売するのを認める見通しだ。
　予算案の一部もしくは、予算案に付随して発表される同措置は、10日前に就任したナレンドラ・モディ首相に率いられるビジネス・フレンドリー政府による最初の目に見える経済改革措置の一つになると見られる。
　こうした動きは、インドの5000億米ドル小売り市場をウォールマートのような国際小売りジャイアンツに開放することに対する政治的抵抗を、回避するのに役立つものと予想される。
○オンライン雑貨店の成長加速
【バンガロール】混雑した市場で雑貨を購入したり、レジで自分の番が来るのを延々と待たされるのは、誰も望まない。終日オフィスで勤務した後はなおさらだ。オンライン・グロッサリー・リテールは一つの選択肢だが、配達の遅延が難点と言える。
　ビジネス機会を敏感に察知した『LocalBanya.com』／『BigBasket.com』／『Jiffstore』等のオンライン・グロッサリー・ストアは、配達時間を数時間に短縮して、サービスの向上を図っている。
　市場の予想では、インドの小売市場は2017年までに7250億米ドルに達し、オンライン・グロッサリーが内2％のシェアを占めるものと見られる。
【ニュースソース】

India likely to ease restrictions for foreign online retailers in July

Govt set to ease FDI norms for online retailers

Centre may flip online shopping cart, ease rules to give foreign cos more play

Online grocery stores set their clocks faster

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