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1996-01-09 ArtNo.4509
◆<星>アジア太平洋地域チップ・メーカー売上48%アップ
【シンガポール】日本を除くアジア太平洋地域における半導体メーカーの昨年の営業額は335億米ドルと、一昨年の226億米ドルから48%拡大した。
市場調査会社データクエストが先週発表したところによれば、アジア太平洋地域の半導体消費量も顕著に拡大、世界市場の22%に達した。こうした急成長の主因としては、コンピューター・ハイエンド製品の生産拡大、通信機器、取り分け移動通信機器製造領域における技術的進歩と成長が上げられ、この他、域内製造領域への外国投資、特に日系消費用電子メーカーの持続的な投資拡大が指摘できる。アジア太平洋地域企業の世界半導体市場におけるシェアは1990年の3.9%から12%に拡大、同期に米国のシェアも38.6%から40%にアップした。しかし日本のシェアは46.3%から39.4%に、欧州のそれも11.2%から8.6%に後退した。韓国のサムスンが昨年は東芝の22億6000万米ドルを上回る26億8000万米ドルの売上を上げ、世界半導体企業のトップに立った。3位はインテルの20億米ドル。最も急成長を遂げたのはやはり韓国企業のヒュンダイで、一昨年の5億4100万米ドルから15億5000万米ドルに売上を伸ばした。(ST,BT:1/8)
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