【ムンバイ】インド企業界は、ナレンドラ・モディ首相率いる新政府に絶大な信頼を寄せ、インドのビジネス・シナリオは間もなく改善すると期待している。
ニューデリーで催されたモディ氏の首相就任式には、インド企業界を率いるアンバニ一一族、ミタル一族、ムンジャル一族、アダニ一族、ヒンドゥジャ一族」、ルイアス一族等が勢揃いした。
インド産業連盟(CII:Confederation of Indian Industry)のアジャイ・シュリラム会頭は、「首相が掲げる成長と開発の政策は、変革を求める有権者の明確な信認を獲得した。産業界は国内経済の改革と自由化の時代の幕開けを告げるものとして期待している」と語った。 ○投資家の信頼回復が最優先課題
【ニューデリー】インドのトップ・ロイヤー、ハリッシュN.サルヴェ氏は、新政府の優先課題は管理行政に対する投資家の信頼回復、政府の経済政策や姿勢を成長指向に転換すること、と指摘する。
また旧式の税制は、政府とボーダフォンの交渉結果を待つことなく、即時廃止するべきである。ボーダフォン訴訟を担当するロンドン在住の弁護士サルヴェ氏は、「私は、これまで一貫して旧式税制の修正は信用失墜を招き、逆行であり、直ちに廃止すべきであると主張して来た」と語った。
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