【ムンバイ】鉄道関連銘柄の株価が22日、上昇した。インド人民党(BJP:Bharatiya Janata Party)が政権の座につけば、鉄道関連業界が復調するとの見通しに、トレーダーが期待したものと見られる。
Titagarh Wagonsは16%、Stone Indiaは4.8%、Kernex Microsystemsは4.6%、Kalindee Rail Nirmanは4.3%、それぞれ値上がりした。ボンベイ証券取引所(BSE)小型株指数(small-cap index)の終値は前日と同じだった。
エーデルワイス·ファイナンシャル・サービス・グローバル·ウェルス·マネジメントのAmbareesh Baligaマンージング・パートナーは、「鉄道インフラへの投資は、新政権の優先課題になる。改革に積極的な中央政権が誕生するとの見通しを背景に、鉄道関連株の取引が活気を呈した」と語った。
○インド鉄道、時速130キロのデシ新幹線導入
【ニューデリー】ハイ・コストな新幹線の導入はまだ夢だが、インド鉄道(IR:Indian Railways)は、1年内にデシ(インド・バージョン)新幹線の運転を開始する。
IRは、現時点で国内最高速のラージダニ急行やシャターブディー急行のほぼ2倍に相当する平均時速130キロのセミ高速列車を導入する。実現すると、デリー/チャンディーガル(パンジャーブ州とハリヤーナー州の州都)間266キロが2時間足らずで結ばれる。現在、シャターブディー急行は同区間を3時間20分で結んでいる。
今年末乃至来年初までに、<1>デリー/チャンディーガル、<2>デリー/ラクナウ(ウッタルプラデーシュ州)、<3>デリー/ボパール(マディヤプラデーシュ州の州都)の3ルートで運行が開始され、建設コストは1キロ当たり2500万ルピーと見積もられる。IRのコンサルティング子会社Rail India Technical & Economic Services(RITES)の見積もりによると、これは、1キロ当たり20億ルピー前後の新幹線導入コストをはるかに下回る。
【ニュースソース】
Railway shares pick up steam on hopes of NDA government
For now, Indian Railways plans desi bullet trains on a few routes @130 kmph
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