【北京】インドと中国は来週北京で第6回戦略対話を開催、二国間関係やアフガニスタン等の共通する地域的課題における協力の拡大よ言ったテーマを話し合う。
インドにおける国会下院選挙の最中に実施される戦略対話であることから、会談は儀礼的なもので、地域問題や国際問題に焦点が合わされるものと予想されている。アナリストらは、北京が、総選挙後の来月、ニューデリーに新政府が誕生するまで、観望姿勢をとり、インドとの間に新たな外交的アプローチを採用することはないものと見ている。
○印米税交渉、許容範囲の税率調整で難航
【ニューデリー】インドと米国双方で同時に事業を展開する情報技術(IT)およびIT対応サービス(ITES)企業からの税収の配分を友好的に決定するための努力は、両国が算定した移転価格のギャップがあまりに大きいことから物別れに終わる危険が高まっている。
ニューデリー側は、インドで登録されたIT企業の米国企業に対するサービスのマージンを18%以下に定めることを認めない姿勢だが、米国の税務当局はインド側に対し同レートを12~13%にすることを認めるよう求めている。
【ニュースソース】
India, China to hold strategic talks
Indo-US tax talks stuck on acceptable profit margins
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