【ニューデリー】市場調査会社ガートナーによると、インドのソフトウェア市場は、課金制サービス、クラウドの急速な普及を背景に、2013年に前年の43億3400万米ドルから47億6000万米ドルに10%成長した。
ガートナーのバヴェシュ・スード調査部長は、「インドのソフトウェア産業は、組織がその競争力を維持するために既存システムをサポートする技術への投資に照準を合わせていることから、数年にわたる周期的過渡期にあるが、こうした組織は依然ビジネスの成長と進化に適したサブスクリプション・ベースのクラウドの恩恵を享受している」と語った。
新興市場BRICS(ブラジル/ロシア/インド/中国/南アフリカ)の中で、インドのソフトウェア市場は最も高い成長率を記録した。
○オラクル、IBM追い越しインド第2のソフトベンダーに
【バンガロール、ニューデリー】データベース管理システムの高い需要に支えられ、法人ソフトウェア・メーカー、オラクルは、IBMを追い越し、インドにおけるマイクロソフトに次ぐ、第2位のソフトウェア・ベンダーに浮上した。調査会社ガートナーは、このほど以上の報告を行った。
マーケット・リーダー、マイクロソフトの売り上げは前年の8億6590万米ドルから9億5730万米ドルに10.6%アップ、20%の市場シェアを占めた。
オラクルのインド売り上げは、主要情報技術(IT)ベンダーの中で最高の21.5%の成長を遂げ、5億500万米ドルと2位につけ、7.3%の市場シェアを占めた。
IBMは4億4660万米ドルで3位、以下SAP3億2430万米ドル、VMware9440万米ドル、CAテクノロジー5270万米ドル、アドベ4250万米ドルと続き、リストにはこのほか、SASやヒューレットパッカードが含まれている。
【ニュースソース】
Indian software mkt up 10% to $4.7 bn; Microsoft tops tally
Oracle overtakes IBM to become No 2 in India
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