SEAnews 2014-04-25 ArtNo.44960

【ムンバイ】各政党は、今回の選挙のための200億ルピーの広告予算のうち15％前後をオンライン・メディアに投じた。前回2009年の総選挙では、デジタル・キャンペーンはほとんど皆無だった。
　国内最大のメディア代理業者GroupMの概算では、中央および地方政党は、選挙キャンペーン予算の50％をテレビに、15％近くをオンラインに、10％を印刷媒体に、残りをラジオと屋外広告に、それぞれ投じた。
　GroupM南アジアのC V L Srinivasan主任(CEO)によると、オンライン・メディアに多額の資金を投じるのは、初めて投票を行う若者の票を獲得する選挙戦略の一環と見られる。デジタル・メディアはこの種の世代にアクセスする最も効果的手段と言える。
　今回初めて投票する有権者の数は1億5000万人以上で、このうち1億人がフェイスブック、3000万人がツイッターおよびワッツアップメッセンジャーのユーザーと言う。
○シネマ広告と食品ビジネスがシネプレックスの成長に寄与
【ムンバイ】集合映画館(multiplex)にとって、映画広告と食品の売り上げは、見た目よりも大きい。極めて移り気で揮発性に富んだ映画産業にあって、これら2つのセグメントは、集合映画館売り上げの3分の1以上にまで成長している。
　映画の切符の販売に比べ利鞘が大きい両セグメントは、急速成長を遂げ、集合映画館経営者の収益全体の改善に貢献している。映画切符販売以外の売り上げは、2013年12月までの9ヶ月間の主要集合映画館売り上げ全体の35％を占めた。同業界の上映キャパシティー全体の3分の2のシェアを占めるこれらの企業の非映画切符売り上げは、2009年度営業額全体の26％を占めていた。
○ボリウッド新作『ランチボックス』成功の秘訣は粗茶淡飯
【ムンバイ】イルファーン・カーン主演の『ザ・ランチボックス』は、非伝統的外国市場でボリウッド・フィルム史上最高の興行収入を実現した。
　ダル・モーション・ピクチャーズ制作の感動的だが単純なラブストーリーは、フランスだけで2億7220万ルピーを売り上げた。これは国内販売の総額にほぼ匹敵し、多くのビッグ・インド・フィルムが、ヒンドゥー・フィルムの需要が大きい米国、英国、西アジア等の伝統的海外市場で実現を目指す売り上げ目標に相当する。これまでの記録は『きっとうまくいく(The Three Idiots)』が香港で達成した1億5000万ルピー。
○レノボ、ランビール・カプールをスマフォ大使に
【ニューデリー】ボリウッド・アクター、ランビール・カプールは、1年前のカナダのスマートフォーン・メーカー、ブラックベリー製Z10フォーンの発売に続き、中国のＰＣメーカー、レノボ・レーンジ・スマートフォーンのインドにおける販促の先頭に立つ。
中国のテクノロジー・ジャイアンツ、レノボは、ランビール・カプールをインドにおけるスマートフォーン・ビジネスのブランド大使に指名した。カプールは、協力の一環として、レノボ・レーンジのスマートフォーンを推奨し、インドにおける同ブランドのテレビやオンライン・コマーシャルの主役を務める。
【ニュースソース】

Digital media drives political advertising to record high

In-cinema advertisements, food business emerge as ticket to growth for multiplexes like PVR

The Lunchbox: Simple fare proves the right recipe for global box-office success

Lenovo ropes in Ranbir Kapoor as ambassador for smartphones

After BlackBerry, Ranbir jumps ship to Lenovo

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