1996-01-08 ArtNo.4496
◆<星・米>バイオ合弁会社D&PL、中国市場開拓
【シンガポール】米国の指導的農業企業デルタ&パイン・ランドと化学企業モンサントの対等出資合弁会社D&Mインターナショナルが80%、シンガポール・コンソーシアムのAgroGen Pte Ltdが20%出資する資本金2500万SドルのD&PLチャイナは中国地方政府の協力も得て最近米国で開発された虫害に強い綿花の中国における普及を図る。
シンガポール経済開発局(EDB)が5日催したバイオテクノロジー産業に関する報告会の席上明らかにされたところによれば、目下中国における綿花の生産高は虫害により1980年代の2800万袋から1800万袋に激減しており、新品種の導入により一部の省では100%の増産が見込める。シンガポール側コンソーシアムには、EDB傘下のバイオイノベーションズPte Ltd、STICインベストメンツ、OCBCウェンズ&ウォールデン・インベストメンツ、分子農業生物学研究所傘下のImagenホールディングズが加わっている。(ST,BT,LZ:1/6)
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