【ニューデリー】地元企業の海外居住者の雇用が鈍化している。こうした企業はそれぞれにとって重要不可欠なな国際業務体験を有する地元タレントの獲得に重心をシフトしており、人事担当者らは、今後2年間こうした傾向が持続すると見ている。
それによると、国内企業は経済性をより重視するようになっており、海外居住者が提供するものと同種同レベルの露出度と経験を具えた地元タレントを物色している。海外居住者の雇用は、2012年まで年率10~12%の伸びを見ていたが、昨年から顕著な落ち込みが生じ、今後2、3年もこうした減少傾向が続くものと見られる。GHCL LtdのRajesh Tripathi人事部長は「ルピー・レートの下落や上昇と言った問題ではない。インド企業の必要を満たす能力の問題だ」と指摘した。
○インド経営管理学院、学費据え置き、初任給献金制導入
【アーメダバード】インド経営管理学院アーメダバード校(IIM-A:Indian Institute of Management Ahmedabad)の卒業生は、彼らの初任給から月額200ルピーを1年間IIM-Aに献金することを決めた。同校卒業生がこのような献金を行うのは初めてのこと。
IIM-AのAshish Nanda理事は、「彼らが、初任給の支払いを受ける前に、そうする方針を決めたのは、実に殊勝なこと」と語った。IIM-Aの旗艦コースの2012-14年度卒業生は総数429人、内85人はPPE(postgraduate programme for executives)大学院課程を、10人は博士課程と同等のFPM(fellow programme in management)課程を、それぞれ履修している。
類似の動きとしては、2010年に、インド工科大学ボンベイ校(IIT-B:Indian Institute of Technology, Bombay)の学生が、『IIT-Bに1%献金しよう(Give one for IIT-Bombay)』と言う募金運動を開始した。同運動の下、IIT-B同窓生は、毎月サラリーの1%を自発的に献金する。IIT-Bは基金を設け、インフラの整備、学部奨学金、キャンパス緑化計画、学部メンバー・職員のための慈善基金等に充当する。
【ニュースソース】
Domestic companies go slow on expat hiring; turn to Indian talent
No fee hike, students to pay back IIM-A when they earn
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