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2014-04-11 ArtNo.44942
◆ライバル、国産航空機を共同開発
【ニューデリー】インドの航空機設計製造領域の技術能力、過去数十年、無秩序に開発されて来た。こうした状況の下では、孤立的領域における優秀な技術は重要領域における大きな能力差により相殺された。こうしたことから全体的な航空技術能力の開発の調整者を務める新政府機関が創設された。
 原子力委員会(AEC:Atomic Energy Commission)が核エネルギー領域を統括し、宇宙委員会(SC:Space Commission)がインドのスペース・プログラムの調整役を務めているように、国防生産担当次官が座長を務める『全国航空調整グループ(NACG:National Aeronautics Coordination Group)』は、軍用・民生用双方の航空機の設計製造に必要な技術、設備、人的資源の開発を調整し、監督する任を負うことが期待されている。
 NACGの実務は、より実践的で、技術指向の『設計·開発管理委員会(DDMB:Design & Development Management Board)が担当する。DDMBの最初の会議が20日、カルナタカ州バンガロールで開かれた。同会議に出席したオフィシャルによると、Hindustan Aeronautics Ltd (HAL)だけで9つの研究開発(R&D)を擁し、Bharat Electronics Ltd (BEL)も独自のR&Dセンターを保持している。国営航空宇宙技術研究所(NAL:National Aerospace Laboratory)や科学技術局(DST:Department of Science and Technology)傘下の他の機関もそれぞれR&Dセンターを有する。これらのR&Dセンターが一つのゴールを目指して協力することになると言う。
○マレーシア格安航空AirAsia、インドにおける早期営業開始目指す
【チェンナイ】マレーシアの格安航空会社AirAsia、タタ・サンズ、Telestra Tradeplace Pvt Ltdのアルン・バティア氏の合弁に成るAirAsia Indiaは、22日、タミールナド州チェンナイ市のカマラジ空港で最初の航空機エアバスA320の引き渡しを受け、インドにおける営業開始に向け大きな一歩を踏み出した。
 エアアジア・インディアは、今年末の商業運航開始を目指している。合弁会社は、営業開始に向け、ほぼ全てのハードルをクリアしたが、民間航空総局(DGCA:Directorate General of Civil Aviation)の運航ライセンスがまだ下りていない。
【ニュースソース】

Rivals join forces to develop Indian aircraft

AirAsia India eyes early start to ops

AirAsia set to take off, gets A-320

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