1996-01-08 ArtNo.4492
◆<星>昨年の営業本部支出S$6.4億に倍増
【シンガポール】シンガポールに設けられた多国籍企業の営業本部(OHQ)及びビジネス本部(BHQ)の昨年の営業支出は6億4000万Sドルと、前年のほぼ2倍に拡大した。
経済開発局(EDB)の発表によれば、外国及び地元の多国籍企業約80社がシンガポールに地域本部を設けており、これらの企業はOHQ及びBHQスキームの下に税制優遇措置やその他の特典を享受している。昨年新たにOHQ、BHQの認定を受けた23社の内、14社はフォーチュン500に名を連ねており、欧州企業が12社、米国企業が4社、日本企業が3社を占めた。またEDBスキーム下の資本支出の43%は日系企業によるものだた。地域本部の昨年の固定資産投資は1億5000万Sドルにのぼり、1200人分の新規就業機会を創出した。EDBは今年も地域本部のビジネス支出が一層の拡大を見るものと予想している。(ST,BT,LZ:12/30)
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