【国連】インドにおける処方薬の乱用が増加しており、南アジアにおける同問題が深刻化している。国連報告書によると、この種の薬品は、インド製薬業界やアフガニスタンの密売組織から様々なルートを経て域内の闇市場に流入している。
全世界の麻酔薬の生産と消費の動向を追跡調査する任を委ねられた独立の国連機関、『国際麻薬取締委員会(INCB:International Narcotics Control Board)』は、その年次報告書において、「南アジア諸国政府は引き続き域内における麻酔薬の密売と乱用の脅威への対策に本腰を入れている」と指摘している。それによると、南アジアは、麻酔剤や向精神剤を含有する医薬品を含む薬品の乱用が拡大する深刻な脅威に晒されており、インドでは処方薬の乱用が増加していると言う。
○ドクターレディーズ、米国でアベロックス後発医薬品発売
【ハイデラバード】Dr Reddy's Laboratories Ltd(DRLL)は5日、「アベロックス(塩酸モキシフロキサシン)400ｍｇタブレットの後発医薬品バージョン、塩酸モキシフロキサシン・タブレット400ｍｇを4日米国市場に投入した」と発表した。
アンドラプラデシュ州Hyderabad拠点の大手製薬企業の発表によると、新製品は米国食品薬品局(USFDA:US Food and Drug Administration)の承認を得ている。
医療情報サービス会社IMS Healthによると、アベロックス・タブレットの米国市場における2013年12月末までの12ヶ月間の売り上げは、およそ1億9500万米ドル。
【ニュースソース】
Prescription drug abuse growing in India: UN report
Dr Reddy's launches Avelox generic in US
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