【チェンナイ】マドラス高裁は20日、インド全国幹線道路局(NHAI:National Highways Authority of India)に対し全長19キロの『チェンナイ港マドゥラーヴォヤル高架道路(Chennai Port-Maduravoyal Elevated Corridor)』建設工事の再開を認めた。
チェンナイ港の貨物処理を加速することを目指して、2010年9月に着工されたプロジェクトは、公共事業局(PWD:Public Works Department)の指示で差し止められた。
NHAIは、タミールナド州政府の不純で意図的な横やりにより、総工費180億ルピーのインド初の高架道路プロジェクトが立ち往生させられたと非難していた。
PWDは2014年1月28日の書簡において、高架道路建設計画に対する修正後の沿岸規制区域(Coastal Regulation Zone)許可の提出を求めるとともに、ある種の補足措置を講じるよう指示した。
○エノール港をカマラジャ港に改名
【ニューデリー】インドの主要12港の一つに数えられるタミールナド州チェンナイのエノール(Ennore)港はカマラジャ(Kamarajar)港に改名する。Kumarasami Kamaraj(1903-1975) は自由の戦士で、近代タミールナドを代表する建築家だった。
インド政府はこのほどEnnore Port Ltd (EPL)をKamaraj Port Ltd (KPL)に改めることを閣議決定した。閣議後消息筋は以上の消息を語った。
EPLは、昨年度は1788万トンの貨物を処理し、2013-14年度には2400万トンの処理を目指している。EPLは、第12次5カ年計画が終了する2017年3月末までに年間処理能力を3700万トン拡張する計画だ。同拡張計画の下、LNGターミナルとコンテナ・ターミナルの増設に、各451億2000万ルピーと127億ルピーが投じられる。
今会計年度は12月末までに44万9720台の自動車が同港から輸出された。これらの車両のメーカーには、タミールナド州チェンナイ拠点のニッサン、フォード、アショック・レイランド、カルナタカ州バンガロール拠点のトヨタ、デリー拠点のホンダが含まれる。
【ニュースソース】
HC gives nod to Port-Maduravoyal elevated corridor project
Ennore Port to be renamed Kamarajar Port
Cabinet gives nod to rechristen Ennore Port as Kamarajar Port
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