SEAnews 2014-02-18 ArtNo.44843

【ニューデリー】最高裁は2日、900-MHzと1800-MHz周波数域の入札が3日募集されるのに先立って、携帯電話会社3社－Bharti Airtel、Vodafone、Idea Cellular－の裁判手続き猶予申請を棄却した。これにより、全面的な競争入札の環境が整った。これに先だって電気通信事業紛争解決上訴廷(TDSAT:Telecom Dispute Settlement and Appellate Tribunal)は、上記3社のテレコム・ライセンス延長申請を棄却したが、3社はこれを不服として、同判決の執行猶予を最高裁に求めていた。しかし最高裁は、これら3社に対する如何なる暫定救済措置も認めなかった。
　Bharti／Vodafone両社のライセンスは、デリー、ムンバイ、コルカタ通信管区を皮切りに、今年期限が切れる。Idea Cellularの9通信管区中7管区のライセンスは来年期限切れになる。しかし、これら3社は、確かにライセンスの有効期限は1994～2014年の20年だが、さらに10年間の期限延長が認められる得ることが契約条文に明記されているとし、またインフラの構築に莫大な投資を行っており、新規参入者のそれとは比較にならないと、主張していた。
　最高裁の同判決により、第三次周波数域オークションには旺盛な応札が見込まれる。インド政府は、同オークションから最大4000億ルピーの収入を期待している。インド政府は、最高裁が第二世代(2G)移動体通信周波数域割り当て疑惑を巡り、2012年2月に取り消された122ライセンスにより開放された全ての周波数域は再入札にかけられねばならないと判決したため、第三次周波数域入札を募集することになった。
【ニュースソース】

SC clears decks for auction of spectrum today

Supreme Court rejection of relief for telcos to fire up auctions starting today

Third round of spectrum auction begins, 8 telcos in fray

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