【バンガロール】中国古代の戦略家孫子は「備えざるは、軍師が犯す誤りの最たるもの」と説いているが、新規顧客を獲得するための戦場が徐々に携帯領域にシフトする中で、インドのオンライン・リテーラーも、備えに余念が無い。
携帯しか持たないショッパー層が、オンライン小売りビジネスの成長と収入の最大の源になる中で、サイト経営者らは、急拡大する新たな顧客ベースを開拓するため、競って、パーソナライズ取引ジェネレーターやローカル言語アプリ等の専用ツールの開発に乗り出している。
こうした趨勢は既に大きな潮流と化している。携帯装置を通じたショッパーは、ほんの1年前まで、オンライン小売りサイトの売り上げ全体の僅か7%に過ぎなかったが、今では3分の1にまで拡大している。
来年10億米ドルの売り上げを目指すオンライン・リテール・サイト『Flipkart』の共同創業者、Sachin Bansal氏は、「これまでモバイルはWEBビジネスの延長に過ぎなかったが、我々はよりスムーズでユニークなモバイル体験を実現する多くの実験を試みている。近い将来、Flipkart.comはモバイル・コマース・ベースのサイトに変身するだろう。現在、モバイル・ユーザーはFlipkart売り上げの5分の1に貢献しており、モバイル・ショッパーの4人に3人が携帯装置のみでサイトにアクセスしている」と語る。
【ニュースソース】
Online retailers rush to create applications, specialised tools to tap mobile-only shoppers
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