【ムンバイ】中央銀行(RBI:Reserve Bank of India)により組織されたUrjit Patel委員会が今後さらに1年以上にわたり高水準の小売りインフレが持続すると見通したことにより、中央銀行が近い将来金利を引き下げると言う期待は遠のいた。
金融政策の枠組みを見直すため昨年9月に設置された同委員会は、21日に公表された報告書の中で、卸売りインフレに替えて小売りインフレを、中郷銀行が金融政策を定める際の基準にするとともに、消費者物価指数(CPI:Consumer Price Index)で測られる小売りインフレを引き下げるロードマップの策定するよう提案している。
報告書はまた、中央銀行総裁により率いられる金融政策委員会(MPC:monetary policy committee)を組織し、同委員会により設定されたインフレ抑制目標を実現する上の説明責任を明確にするよう求めている。
○中銀パネルの公開市場操作論議で債券利回り上昇
【ムンバイ】中央銀行(RBI:Reserve Bank of India)により設けられた専門委員会が22日、「国債(government bonds)の買い入れは政府証券(government securities)利回りの調整に用いられるべきではない。公開市場操作(OMO:open-market-operations)は流動性条件により妥当と認められた場合に限り用いられるべきである」との意見書を発表したことから、債券市場の情緒に波紋が生じた。
中央銀行は、これまで、債券利回りの変動を調整するために時折公開市場操作を行ってきた。中央銀行は公に認めては以内が、市場は、公開市場操作を債券利回りの調整手段と見なして来た。
【ニュースソース】
RBI panel dims hope of a rate cut this year
Patel panel wants RBI chief to head MPC
Bond yields rise on RBI panel's OMO talk
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