【ニューデリー】米国政府は16日、「カブールが迅速に二国間安全保障協定(Bilateral Security Agreement)に調印しないなら、アフガニスタンに一兵も留めることはない」と再度警告したが、インド政府は、撤兵策には同意しておらず、戦争で荒廃したこの国に対するコミットメントを維持する方針だ。
53カ国の国連大使らにより組織された『アフガニスタン-パキスタンに関する国際連絡グループ(ICGAF:International Contact Group on Afghanistan-Pakistan)』が16日、ニューデリーで催した会議の席上、インドのサルマン・クルシード(Salman Khurshid)外相は、「インドはアフガニスタンに対するコミットメントを維持しており、2014年以降も維持する。2014年は多くの国にとって重要な年である。各国それぞれ戦略を有するだろうが、インドが受け入れることがない戦略は、アフガニスタンからの撤収である」と語った。
これに対して、米国のローレル・ミラー副特別代表(アフガニスタン・パキスタン問題担当)は会議後記者団に対し、「仮に『二国間安全保障協定』が迅速に調印されなければ、残念ながら2014年以後、アフガニスタンにおける軍事的プレゼンスを放棄する可能性を検討すると言うのが、米国の立場だ。これは決して米国が望む結末ではない」と語った。
【ニュースソース】
India, US differ on Afghanistan policy
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