【ニューデリー】マンモハン・シン首相は8日、インド陸軍作戦司令室で東部および西部国境における防衛体制に関して非公開の報告を受けた。
防衛体制に関する報告は毎月、レース・コース・ロードの首相官邸で行われるのが慣例となっているが、今回は、首相自らニューデリー市内の官庁街Raisina Hillサウス・ブロックに位置する陸軍作戦司令室に赴き、軍事作戦総局(DMO:Directorate of Military Operations)の幹部から報告を受け、A.K.アントニー国防相とビクラム・シン陸軍大将が同席した。総理府筋は、デカン・ヘラルドに以上の消息を語ったが、国防省と陸軍のオフィシャルは、慣例を破ったこの日の報告会の内容に関してコメントすることを控えた。
ちなみに、シン首相が今回の報告を受けたのは、インド陸軍の精鋭、戦略軍作戦部隊(SFC:Strategic Forces Command)が核弾頭搭載可能なプリットヴィー・ミサイルの発射に成功した翌日のことだった。SFCのスポークスマンは7日、「偶発する様々な事態に対応してミサイルを発射できる能力を確認することが、今回の試射の目的である」と語った。インドの核抑止力を強化する狙いから2003年にSFCに配備されたプリットヴィー・ミサイルのオリッサ州Chandipurにおける今回の発射試験は、いわゆるシナリオ・ベースの実弾発射訓練の一環という。
【ニュースソース】
PM briefed on India's military preparedness
ご意見
広告スペース特価セール
≪キリスト教の起源≫無料ダウンロードリンク
読者の声
Trend