SEAnews 2013-12-31 ArtNo.44717

【ニューデリー】食料価格の急騰は一般大衆の財布に大きなほころびを生じさせた。
4州における州議会選挙においてその失敗に対するつけを支払わされた統一進歩連合(UPA:United Progressive Alliance)政府は、もしインフレを抑制できないなら、来年の国会下院の総選挙においても、高い代償を支払うことになりそうだ。
　中央銀行は物価上昇を抑制するために空しい努力を試みたものの、一般家庭の台所に欠かせぬタマネギはキロ当たり100ルピー、トマトは80ルピーに達し、二桁の食品インフレが記録された。
　消費者物価指数で測られる小売り段階のインフレは、一年のほとんどの月に二桁を記録、11月のそれは11.24％に達した。
　インフレは既に膏肓(こうこう)に入った感が有り、中央銀行は、主要貸出金利を引き上げ、価格上昇の抑制に努めてきたものの、さしたる効果は上がらなかった。
　とは言え、インド中央銀行Reserve Bank of India(RBI)のラグラム・ラジャン(Raghuram Rajan)総裁は、Shyamal MajumdarおよびManojit Saha両氏のインタビューに対して、「インド市場は比較的安定しており、米国による量的緩和政策の段階的縮小は、ちょうど良い時機に行われることになった」とコメントした。総裁は、「中央銀行は経常収支の赤字を抑制する措置を講じてきた」と語った。
【ニュースソース】

Inflation remained a big challenge for govt, RBI in 2013

We have to be very careful while raising rates: Raghuram Rajan

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