SEAnews 2013-12-24 ArtNo.44687

【ニューデリー】政府が電話会社の通信網に厳しい放射線規制を適応する中で、携帯電話各社は、一部の基地局を閉鎖して通信網アップグレードに伴うコストを削減を図っていることから、電話がつながりにくくなったり、音声等の通信の質が低下するといった苦情が増えている。
　業界アナリストによると、携帯電話各社が、音声主体の第二世代(2Ｇ)通信サービスよりも、データ通信主体の3Gネットワークの構築に、資本支出の多くを振り向けていることが、通話の質低下の主因と見られる。
　コンサルタント会社EYのPrashant Singhal氏は、「こうした厳しい放射線規則が導入される中で、インドの通信帯域不足は厳しさを増している。こうした状況を解消する方法の一つは、セル・サイトへの投資を増やすことである。しかし携帯各社は収益率の低い2Ｇセル式電話サイトへの投資をかえって減らし続けている」と指摘した。
【ニュースソース】

Call quality falls as telcos shut cell sites to cut costs

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