【ムンバイ】フランスの広告代理会社Publicis Groupe(PG)のモーリス·レヴィ会長(71歳)は、このほど記者会見し、インド・ビジネスに対する熱い関心と抱負を語った。
グループは2011年には、僅か100人のスタッフをインドにおけるデジタル業務に充当していたに過ぎなかったが、今や1500人を雇用している。しかもこれらのスタッフはグループのデジタル業務を手がけているに過ぎない。新興国市場は現在グループ売り上げのおよそ25%に貢献しているが2017年には35%に拡大する見通しだ。
厳しい市場環境にも関わらず、2014年のインド売り上げは2倍に拡大する見通しで、こうした成長の一部は企業買収を通じて実現されると言う。
しかし、レヴィ会長は、地元メディア代理店Madison買収の噂に関する記者の質問に、「マディソンアベニューを買収するかって、我が社はアメリカ企業との合併を図っているところだよ。」とはぐらかした。
向こう6ヶ月以内に米国拠点のOmnicom Groupと合併し、世界最大(230億米ドル)の広告コングロマリットに変身するグループを率いるレヴィ氏は、「歳のせいで耳が遠くなったかな」と、インドのメディア企業買収問題問われるたびに用いる言い訳をした上で、「多忙でマディソンのSam Balsaraオーナーとはまだ何も話をしていない」と付言した。
【ニュースソース】
Publicis chief high on India investment, talent
ご意見
広告スペース特価セール
≪キリスト教の起源≫無料ダウンロードリンク
読者の声
Trend
SEAnews World Circulation