SEAnews 2013-12-20 ArtNo.44660

【ムンバイ】多額の負債に悩む地場製薬会社Elder Pharmaceuticals Ltd(EPL)は、国内およびネパールのブランド製剤ビジネスをグジャラート州Ahmedabad拠点のTorrent Pharmaceuticals Ltd (TPL:BSE -4.04 %)に200億4000万ルピーで売却することに同意、両社は確定契約(definitive agreement)を取り交わした。
　年商321億2000万ルピーのTPLはこれにより市場シェアを拡大し、年間売り上げを483億1000万ルピーに拡大できる。EPLはその負債を軽減し、経営再編が可能になる。女性用ケア製品、鎮痛剤、創傷薬、栄養補助食品やビタミン剤等から成るEPLの国内製剤ビジネスの年間営業額は35億～40億ルピーで、取引額はその4.5～5倍に相当する。同ポートフォリオの小売り段階の時価は55億ルピーと見積もられる。
　買収対象には、販売、マーケッティング、国内ビジネスに携わるEPL職員も含まれ、EPLは、向こう3年間、TPLのために製造施設における製品の製造と供給を引き受ける。
　アナリストらは、Cadilaが2011年にBiochemを買収した際の取引額に比べ、今回の取引額は多少高めと評している。
　TPLによると、買収資金は内部留保と銀行借り入れで賄う。Bloombergのデータによれば、2013年9月期のTPLの現金留保は93億9000万ルピー、負債は91億3000万ルピー。
【ニュースソース】

Torrent Pharma to buy Elder's India business for Rs 2,000 cr

Torrent Pharma acquires Elder’s domestic business for Rs 2000 crore

Torrent to buy Elder’s branded formulations

ご意見

広告スペース特価セール

≪キリスト教の起源≫無料ダウンロードリンク

読者の声

Trend

SEAnews World Circulation