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2013-11-05 ArtNo.44606
◆中銀、GDP予想成長率を4.8%に下方修正
 中央銀行が選任した専門家達は月曜(10/28)、今会計年度のインドの国内総生産(GDP)成長見通しを、これ以前に発表した5.7%から4.8%に下方修正した。
 中央銀行は、2013-14年度第2四半期マクロ経済通貨動向報告書(Macroeconomic and Monetary Developments Second Quarter Review 2013-14)において、「中央銀行の外部専門家による調査結果は、成長鈍化を示している。2013-14年度成長見通し(中央値)は、前回発表の5.7%から4.8%に下方修正された。これは2012-13年度の5%の成長を下回る」と述べている。
 中央銀行は、今会計年度下半期の成長率が緩慢なものになるにも関わらず、インフレは引き続き同行が当初示したものを上回るレベルを維持すると見通し、「インフレは2013-14会計年度下半期を通じて今日の比較的高い水準を維持するだろう。取り分け高水準な消費者物価指数(CPI:consumer price index)の上昇が懸念される」と指摘した。
 タマネギや米を初めとする食品価格は、良好な雨期にも関わらず高水準を維持、高インフレの主因になっている。
 卸売物価指数(WPI:Wholesale Price Index)に基づく9月のインフレ率は6.46%、小売価格あるいは消費者物価指数(CPI:Consumer Price Index)に基づく同月のインフレ率は9.84%を記録した。
 このため、中央銀行は、「金融政策は成長リスクに適切に対応しながら、インフレ期待をつなぎ止めることを目指す必要がある」と述べ、インフレ抑制のためには、金利を引き上げる姿勢を確認した。
 中央銀行がインフレ期待を測定するために実施した調査報告書は、「良好な雨期と豊作にも関わらず、一般市民は食品価格が向こう3ヶ月から1年間上昇し続けると見ている」と述べている。
 中央銀行はインフレ期待を金融政策決定の重要な指標としているため、中央銀行は、その金融政策を策定する際に、同調査結果を重視するものと見られる。

【ニュースソース】


RBI surveyors lower GDP forecast to 4.8%


RBI builds ground for rate increase, cites high inflation


RBI sees inflation sticky, modest recovery in H2


Inflation to stay near current levels, says RBI


Inflation makes repo hike inevitable


Prices of food products to increase further: RBI’s inflation survey


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