1995-02-09 ArtNo.446
◆<馬>国産バイク計画に川崎/日商岩井が協力
【クアラルンプル】ディバーシファイド・リソーシズBhd(DRB)は7日、川崎重工業及び日商岩井とマレーシア・ブランドのオートバイ製造に関する覚書を交換した。
調印式に臨席したマハティール首相によると、政府はナショナル・プロジェクトとして同事業に税制奨励措置等、全面的な支援を提供する。この他、第2国産車製造元プロドゥア社の国産バン製造も計画されていると言う。またDRBのヤハヤ・アハマッド会長によると、向こう3カ月間の事業化調査の結果が良好なら、DRBが70%、日本側が30%を出資、クダ州の100エーカーの土地に年産35万台の製造工場を建設する。向こう15カ月以内に操業を開始し、当初90ccの4サイクル・エンジン車を製造する。年商は1台3000Mドルとして10億Mドル以上に達する見通しだ。その後110ccモデルも製造、国内市場の他、ラテン・アメリカやアフリカ市場の開拓を図る。ヤハヤ会長はプロジェクトの投資額を5億Mドル以下と語ったが、アナリストは3億Mドルに達しないものと予想している。(NST,NS,BT:2/8)
|
|